18歳投票。政治というより、老人の政策ばかりいれないようにするには大事だよ

18歳と政治というより、老人の政策ばかりいれないようにするには大事だよ

 

18歳のころはどんな生活をしていましたか。

インドア派の高校生です。寡黙で小説が好き。宮部みゆきさんや荻原規子さんの作品が好きで、毎週、市立図書館で10冊くらい借りていました。まさか将来、外に出て声を出したり、人前に立ったりする仕事をするとは思っていませんでした。

――政治に関心はありましたか。

まったくゼロではないですが、主体的に声を上げようと思ったかというと、そこまでではありませんでした。ただし、1997年に国営諫早湾干拓事業で「ギロチン」と呼ばれた潮受け堤防の閉め切りがありました。ムツゴロウのいる干潟です。映像を見て、相当なショックを受け、「干潟を潰していいのか」と感じました。市民団体が現地でムツゴロウを救う活動をしている様子も見ましたが、当時、私は高校生で、授業を休んで参加するわけにもいかず、何とかしたいのにできない悔しさがありました。

――お父様も政治家ですね。影響はあったのでしょうか。

私が18歳のときは高知市議で、いまは高知県議です。市民の声を届けるために頑張っています。でも、その前は小学校教師だったのでどうして4年ごとに失業するかもしれない仕事をするのかと思っていましたし、当時、父の後を継ごうとは思いませんでした。

――18歳の時の自分と、いまの18歳を比べると何が違うと思いますか。

政治の状況が変わってきていますね。学費や将来、年金がもらえるのかといった問題だけでなく、そういう国民の権利を保障するよりどころの憲法を変えようという動きが強まっています。憲法違反の安保関連法が通されたという不安もあると思います。そういう改憲を阻止すること、そしてどういう日本をつくるのか、一緒に考えて行動して変えていきたいです。

 


18歳に選挙に投票させて まともな投票ができるんだろうか?

現在19の者です。正直言いますと全く興味がありません。テレビで各政党の政策などを目にしますが、伝え方が各番組によって変わりますし、麻生総理の発言みたいに如何にも悪く見せるように、マスコミが操作・編集することもあると思います。 一人暮らしをしている大学生が新聞をとっているとは思えませんし、演説を聞く暇があったらカラオケに行ったりするのが現実です。もちろん、上記の意見は自分の周囲を見て感じたものであるため、参考程度にして下さい。